「出来事」には「事実」しかない

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前回
「父の日」で、
未完了の感情
のお話をしました。

未完了の感情は
勝手な誤解から生まれていると
書きましたが、

今回は勝手な思い込みから
生まれる感情について。

たとえば、
なにか「嫌な出来事」があったとして。

「嫌な」

「出来事」
って
別のものなのです。

ご近所のCafeでお茶をしていたら、
隣り合わせた同年代の男性から

「よくお見掛けしています。
お綺麗な方だなと思っていました。」

と、声をかけられたとします。

人によっては
「やった!わたしまだまだイケてる♡」
と喜びに感じるかもしれませんが、

人によっては
「知らない間に…キショイ💦怖い💦」
と恐怖に感じるかもしれません。

前者は自己肯定感が高い人でしょうし、
後者は自己肯定感の低い人ですよね。

同じ出来事でも、
受け取り側のコンディション次第で
まったく違う世界観になってしまうわけです。

例えば、
急に彼にフラレたとします。

この時点での事実は「フラレた」ということだけ。

それでも「事実」をただ受け入れるのが辛くて
ついついいろんな意味付けをしたくなります。

「きっと他にオンナが出来たんだ」
「わたしがワガママばっか言ってたからだ」
「もっと若い子がいいのね」
「もうこれからずっと独りぼっちかも…💧」

自己肯定感が低かったり、
罪悪感などで自分を責める傾向が強い人は、

どんどん不安材料を見つけ出し

「事実」ではないネガティブな想像や意味付けで
「事実」以上に問題を大きくし

自分を苛めて苦しい感情のループにはまり込み
それが「怖れ」につながっていくのです。

もし同じようなことが繰り返し起こるのなら
それは立派な「思考癖」

その思考のクセがあると、
どんなステキな事実も
ステキに受け取れなくなってしまうんです。

「嫌な」出来事があったら、

辛い気持ちや悲しい気持ちはしっかり感じて。

でも、あるかどうか判らない原因や

今後のネガティブな想像は一切しない。

「事実」だけを受け止めるようにする。

これがクセになっていけば、
今まで問題と思っていたことも、
大きな問題には見えなくなっていくでしょう。

「出来事」には「事実」しかない。

ぜひ気に留めてみてくださいね。

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