母の永眠

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去る令和元年9月21日22時16分、
わたくしの母が75歳を以って永眠いたしました。

67歳の時に脳出血で倒れ、
後遺症による右脚以外の三肢麻痺と、
確実に進行していく認知症とのお付き合いの8年間でした。
要介護5の身体でも内臓だけは元気だったのですが、
先月75歳のお誕生日を迎える直前に脱水症状で入院し、
その後はまったく食事を受け付けれなくなり、
投薬でも解熱せずの状態が続く日々。
MRSAという感染症が原因だと判明したという説明が20日にあり、
もう自宅には帰れないのかもしれない…と
覚悟した翌日に早くも逝ってしまいました。

それでも
暦の関係で出棺まで数日あったため、
お別れの時間をゆっくり取れたことは、
わたくしたち遺された家族にとっては幸いだったと思います。


以前のblogでも触れたことがあるかと思いますが、
わたしは母と少し距離を取って生きてきました。

それでもここ10数年心理学と癒しを学び、
母の恥部だと思っていた部分が
実はすばらしい才能なんだと気付けた時から
わたし自身も
気取らず作らず自然体で
活きられるようになっていきました。

だからここ数年は本当に感謝していました。

この2か月弱の入院生活では
悲喜交々いろいろな思いが交錯していたけれど、

最期のお別れの時には
本当にラクになった母への安堵と
今まで…そしてこれからの愛と感謝で
多幸感すら感じるほどだったのに。

その最期のお別れから3日経った今。

そんなに悲しみをかみしめていない自分がいる。

いろんなことが感じられなくなっている。

もっと強烈に悲しめたらいいのに。

笑えない…。

表情の乏しい人になってる。

この感覚…

この省エネモードな感じ…

ああ昔のわたしだ。


人に
「感じましょう」
とか言って

自分が
「どう感じたらいいのか」
わからなくなった。

どうしよう…。

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