夫の過去(結婚前)の二股を知り動揺しております。

パートナーシップの初期段階は必ず 「依存」と「自立」の関係に分かれます。
事実を事実以上に捉えない自立側と その事実をニュートラルに見ることができない依存側。
「自立側」と「依存側」では、同じ状況にいても、同じものを見ていても、 受け取り方がまったく違います。
だからこそ、お互いの違いを分かち合うことが、とても大切になってくるのです。

「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談です。

「ココロノマルシェ」とは? 
3ヶ月先まで予約の取れない心理カウンセラー根本裕幸氏
「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーたちが、
皆さまの相談にお答えする掲示板です。
皆さま、お気軽にご投稿くださいね。
「ココロノマルシェ」

夫の過去(結婚前)の二股を知り動揺しております。


お付き合い当初から結婚願望が無いと言われ続け、それでも一緒に居たい程惚れてしまい一緒に居ること9年。

子供欲しいかもと彼が思えるようになり、結婚することになりました。

夫婦となり2年目です。 (彼が結婚を意識できるようになったのには、根本先生のおかげで私が自然体になれた事も大きいと思います(^^*)) (夫は野良猫か!?ロックマンか!?そんな所があります)

お付き合い時代、彼の浮気を察したことがありましたが、そっと終わらせてくれたら良いと思い知らぬふりをしていました。
(LINEのポップアップに可愛らしいスタンプでおやすみ♡と入ってた、その相手は私も知ってる人っぽい)

その女性を見かけない限り忘れていられるほどでした。

が、最近、私が察していたのが事実だった事がわかる相手からの手紙などを見つけてしまいました。

事実だったことは衝撃でしたが、知らぬふりをすると決めていたので受け入れられました。

が、まさかそんな時期にも個人的やりとりがあったなんて!?って思う物も見てしまい、いよいよ受け止められなくなってきています。

私が見たものは、大切に取っておいたものでは無く、そこにあることすら夫は忘れていると思います。

ですが、夫が仕事で主催するイベントに、以前は毎回来ていたその女性、今は頻繁に現れはしませんが、年1回夫が招いている事も知ってしまいました。

結婚してからも来ているって事です。

過去の事は流せます。
責めるつもりもありません。
ですが、この先もその女性と関わりがあるのだけは耐えたくないのです。

だけど、そんな私の胸の内を夫に伝えたらどんな状況になるのかわからず恐くて言えません。
(夫はヤキモチは可愛いと言うのに、女の嫉妬は凄く嫌う人です)

それに、その女性、私が唯一「この子が夫に言い寄ってきたら敵わないな」と思っていた子なんです。

「どうしたら良いですか!?」って聞きたいけれど、結局「自分はどうしたいの?」って事なのはわかっているんです。

その相手女性に対する劣等感も結局は自己肯定なんだとも思うんです。

だけど。
だけどー!!!

夫と一緒に仲良く居たい。
私だけを見て欲しい。
けどその為に何が出来るのか、何も思いつかないのです。。。

この気持ち、この状況、バッサリと斬って頂けませんかー(>_<)!?



かおきちさん、ココロノマルシェへご相談ありがとうございます。
Sensual Life ナビゲーターのKunihoと申します。
よろしくお願い致します。

旦那さまの過去の二股…
結婚前であろうがなかろうが、
そんなこと知りたくなかったですよね~💧
ちゃんと隠しておいて欲しかったですよね~💧💧

「浮気は知らなければOK」
「気付かれないようにしてくれればOK」
という言葉も聴きますが、

「二股」「浮気」という行為
そのものを嫌うというよりは、

「二股」「浮氣」によって、
傷付けられる感情をみんな嫌うのかもしれません。

ただ…そんなことは重々承知していても、

知ってしまった時の、
あの心臓も思考も感情も
止まったか凍ったか何かが貫通したか
わからない感じのあの胸の痛み…。

結果的にその行為は許したとしても、
その時感じた胸の痛みの感覚は
忘れられなかったりするんですよね…。

女って、過去を忘れないんです。

女、というよりは、
正確には「依存」側というべきですね。

パートナーシップは必ず
「依存」と「自立」の関係に分かれます。

基本的に好きになった方が「依存」
好かれた方が「自立」です。

かおきちさんご夫妻の場合は、

>夫は野良猫か!?ロックマンか!?そんな所があります

と、かおきちさんも仰るくらいですから、
もともと旦那様は自立的な方なのでしょうし、
おふたりの関係に於いても自立側です。
その自立的な自分を受け入れてくれる
かおきちさんだったからこそ、
結婚を決意することができたのだと思います。

>彼が結婚を意識できるようになったのには、根本先生のおかげで私が自然体になれた事も大きいと思います(^^*)

かおきちさん、
本当にいっぱい努力されたんですね~。
それだけ旦那様のことが大好きなんですね~。
それって、本当に本当に素晴らしいことだと思います❕
そしてそれによって旦那様の意識が変わってきたと感じた時、
根本先生への敬愛も、さらに加速されたことと思います(笑)

「自立」って、
感情を切り離して理屈でものを考えます。
だから気持ちを汲み取ることは苦手です。

「依存」は、
とても繊細で感受性に秀でています。
その分、周りで起きている出来事を
なんでも「個人的に受け取る」クセがあって、
それによって傷ついてしまいます。

事実を事実以上に捉えない自立側と
その事実をニュートラルに見ることができない依存側。

「理屈 VS 感情」 です。

もともと「自立」は
自由なしなやかさをもった「依存」に恋をします。

「依存」は
「自立」の持つ自信と自制的な部分に惹かれます。

でも残念だけど
このロマンスの時代は最初だけなんです。

すぐに「理屈 VS 感情」の主導権争いが始まります。

>私が見たものは、大切に取っておいたものでは無く、そこにあることすら夫は忘れていると思います。
>ですが、夫が仕事で主催するイベントに、以前は毎回来ていたその女性、今は頻繁に現れはしませんが、年1回夫が招いている事も知ってしまいました。
>結婚してからも来ているって事です。

かおきちさんには到底理解できない感覚と思いますが、
旦那様にとっては
「今は男女関係ではないが、なんらかの利害関係が今もある」
くらいのことなんじゃないかなと思います。

なので、
ものすご~く平たく言ってしまうと
「気にしすぎ」なのかもしれません。

でもこれは、依存にいる側にとっての
「なんでも個人的に受け取ってしまう」
というシステムなので仕方ないんです。

そして旦那様が過去にお遊びした相手と、
結婚した今でも関りを持つことに
悪びれる様子もないのは、

すでに終わったことで、今は何もやましいことはないから。

このことで
かおきちさんが動揺したり、傷付いたりするのが、
本当に理解できていないだけなんだと思います。

それくらい、
「自立側」と「依存側」
「理屈」と「感情」
って、同じ状況にいても、同じものを見ていても、
受け取り方がまったく違うんです。

イメージとしては、

「自立」は視覚的に物事を見ますが、依存の「感じているもの」は見えません。

「依存」は感覚的に物事を感じますが、自立の「見ているもの」は感じられません。

だからこそパートナーシップには
お互いの性質の違いを、お互いがちゃんと解り合えるように
分かち合いが必要になってくるんです。

かおきちさんって、とても古風で従順ないい奥様ですよね。
それはお付き合いしている頃からなんでしょうか?
たぶん長い間、生活の中心が「旦那様」になってますよね?

せっかく惚れぬいて一緒になった旦那様なのに、
それだとやっぱり不安な気持ちが生れやすくなると思うんです。

>だけど、そんな私の胸の内を夫に伝えたらどんな状況になるのかわからず恐くて言えません。
> (夫はヤキモチは可愛いと言うのに、女の嫉妬は凄く嫌う人です)

旦那様が嫌っているのは女の嫉妬ですよね?
かおきちさんのようないい女は醜い嫉妬なんてしないですよね?

たぶん…
いちばん醜い嫉妬を嫌って恐れているのは
かおきちさんご本人かもしれないですね。

もちろん旦那様も嫉妬は嫌いだと思います。
だって、
自立側がいちばん理解できない感情のバズーカ砲だから。
そのバズーカ砲に応戦したり逃げたりすると、
なぜかわからないけど(←ココ重要(笑))
また依存側の奥様が感情的になってさらに傷つくから(泣)

>それに、その女性、私が唯一「この子が夫に言い寄ってきたら敵わないな」と思っていた子なんです
>その相手女性に対する劣等感も結局は自己肯定なんだとも思うんです。

お相手の方、かおきちさんが魅力的に感じる女性なんですね。
自分にはない部分(魅力)を持っている人に見えるんですね。
だから嫉妬しちゃうんですね。

でも百歩譲って。
旦那様がその魅力に惹かれたことがあったとして。
それはきっとかおきちさんから貰いたかったものなのかもしれません。

かおきちさんが「じぶんには無い!」って思いこんで
隠してしまった魅力ではないですか??

たぶん、かおきちさんが隠して見せてくれないから
旦那様はその女性に貰いに行ってしまっただけです。

かおきちさん、その女性の魅力を意識できているのなら
同じかそれ以上の魅力を隠し持っているはずです。

旦那様はかおきちさんからすべて貰いたかったんです。

かおきちさんは、どうしてその魅力を隠してしまったんでしょう?
恥ずかしくて隠したくなるくらい、大きなパワーを持った魅力なのだと思います。

自分の本当の気持ちを話さないというのは、
相手の気持ちを考えて…というよりは、
実は「嫌われたくない」という自分都合かもしれません。

そんな気持ちを抱えていると、
どんどん不安をため込んでしまい、
重たーくて醜ーい嫉妬心が熟成されてしまいます。

だからこそ、
感じたことを自然に
感情をあまり乗せずに(これは旦那様のために)
旦那様に可愛く伝えてあげてください。

これはかおきちさんから旦那様への愛のブリッジです♡

かおきちさんが気持ちを自然に話してくれるというのは、
気持ちを汲み取ることが苦手な旦那様からしてみれば、
きっと有り難いはずなんです。

旦那様には
ふたりのコミュニケーションスタイルの違いが
あきらかにクリアに見えるようになるし。

かおきちさんには
ふたりのコミュニケーションが
あきらかにクリアに感じられるようになると思います。

かおきちさんが自分の魅力を受け入れて、
旦那様と自然にコミュニケーションしていけば、
おふたりは「依存」と「自立」の状態から、
相互依存のパートナーシップに向かっていけるはずです。

>夫と一緒に仲良く居たい。
>私だけを見て欲しい

そんなこと意識する必要がないくらいの幸せが待っています♡

かおきちさんは、本当に魅力的でいい女です。
自信を持って、これからも旦那様とご自身を愛していってくださいね。

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